マッチングアプリ詐欺に注意!
2025年10月26日 07:47
マッチングアプリ詐欺には、投資詐欺、デート商法、結婚詐欺、国際ロマンス詐欺、ぼったくりなど、様々な手口があります。主な手口と対策は以下の通りです。
投資詐欺
手口: マッチングアプリで知り合った相手から、仮想通貨や株式投資などの儲け話を持ちかけられ、「必ず儲かる」「短期間で利益が出る」といった甘い言葉で投資を促し、最終的に金銭を騙し取る手口です。偽の投資プラットフォームやアプリに誘導されることもあります。
対策: 簡単に儲かる話には乗らないこと、見知らぬ相手からの投資話は詐欺の可能性が高いと疑うことが重要です。
国際ロマンス詐欺
手口: 外国人を装い、恋愛感情を抱かせた上で、投資話を持ちかけたり、海外の家族への送金などを理由に金銭を要求したりします。数百万から数千万円の被害に遭うケースも報告されています。
対策: 相手が外国人や海外居住者を名乗る場合、特に注意が必要です。プロフィールと会話内容に矛盾がないか、お金に関する話題が多いかなどを確認しましょう。
ぼったくり
手口: マッチングアプリで知り合った相手に飲食店やバーに誘われ、高額な料金を請求される手口です。事前に仕組まれた店舗で法外な料金を請求され、支払いを拒否すると圧力をかけられることもあります。
対策: 知らない店や怪しい店には安易に行かないようにしましょう。
デート商法
手口: マッチングアプリで知り合った相手から「投資セミナーがある」「ビジネスの成功者が集まるパーティーに来ないか」などと誘われ、高額な商品やサービスの購入を促される手口です。
対策: セミナーやパーティーへの誘いには慎重に対応し、安易に参加しないことが大切です。
<詐欺に遭わないための対策>
相手の見極め: プロフィール写真が美男美女すぎる、メッセージが定型文のよう、すぐに他のSNSでのやり取りを求める、話に矛盾が多い、アプローチが積極的すぎる、お金に関する話題が多い、といった特徴を持つ相手には注意が必要です。
個人情報の管理: SNSには本名や住所、電話番号など、個人を特定できる情報を安易に投稿しないようにしましょう。
信頼できるアプリの利用: 安全性の高いマッチングアプリを選ぶことも重要です。身分証明書による年齢確認や24時間監視体制があるアプリは、詐欺師が活動しにくい傾向があります。
<詐欺に遭ってしまった場合の対処法>
証拠の保存: 詐欺の記録(メッセージのやり取りなど)を残しましょう。
アプリ運営への通報: マッチングアプリの運営窓口に被害内容を詳細に報告し、相手のアカウント停止を求めましょう。
相談窓口: 消費生活センター、警察、弁護士などに相談しましょう。警察は犯人の特定に動きますが、お金を取り戻すのは困難な場合があります。
マッチングアプリ詐欺は、特に20代を中心とした若年層で被害が増加しています。